ジェフベックは、ヲタ時代に「君は聞いたほうがいい」と推薦されたものだ。
聞いてみて驚いた。自分の聞いてきた音楽の源流とでも言うべきか。全部ここから来てたんじゃないのか?と思ってしまうくらい、好きな音楽の核の部分が詰まっているように思えた。
ジェフベックを聞いてから、それまで聞いてきた音楽を聴くと世界が変わった。音の輪郭が鮮明になったのだ、、!
これがつまり、歴史を学ぶということなのか。
そんな思い出話。
僕を作った音楽たちの源流。
さて、散って開くと書いて散開。
焼夷弾は日本家屋を突き破り、その衝撃で発火剤に火がつき、中のナパームが飛び出す。
散って開く。
ばあさんから、焼夷弾攻撃を受けた次の日の仙台で、死体を避けながら街を歩いたと聞かされたのはいくつのときだったか。
4,5歳の頃から聞いていた気がする。
「おばあちゃんすごいね!」という今考えると不思議な感想だったが、戦争の話をするとき祖母はどこか誇らしげだったかもしれない。
北朝鮮がテポドンを打った時、家族でテレビを見ているなか祖母は「戦(いくさ)が始まるね」とポツリと漏らした。その言葉が、本当に恐ろしかった。
戦争を経験した祖母が言うのだから、日本でも戦争が始まるのだと思った。
さて、このタイトルの「支配の悪魔だった。」とは彼女のことである。
僕はあるお願いを彼女にした。土下座した。
これは、僕と彼女の関係性を知っている人なら察しがつくだろう。
彼女は承諾の代わりにこう言った。
「一生言うこと聞いてくれる?」
マキマさんだー!!!!
そして僕のお願いもデンジそのものじゃないかと呆れてしまった。
チェンソーマンの話をしています。
だから「じゃあ一生一緒にいましょう」ということになったのです。
死ぬまでいっしょにいましょうと 言ってた小鳥は逃げた
なんだかいいことありそうな
青空が悪いの
(中略)
さようならみなさん さようなら
さようならみなさん
太陽のうそつき
「太陽のうそつき」より
おわり