似てると思うんだけどなあ。
ただもし、似ていたとして、また似ていなかったとして
それがなんになろうか。
流れる時間に時給制度のありがたさを思う。
去れ!眠気や!
ぽつーーーーーーーーーーん
夜になると眠れないのは「夜には眠らなければならない」というプレッシャーがかかるからだ。
それはいつから始まったかと言うと19の秋からだった。
眠れないことを意識することから不眠は始まる。
一度、眠れないことに恐怖を覚えてしまった人間は、何度も何度も眠れない夜に苦しい思いをする。
激しく時間を浪費している感覚。焦るばかり。その焦燥でどんどんと夜は更けていく。
頭だけがさえ、体は疲れ果てていく。
眠れない眠れない。
結局アルコールを入れる。少量ではない。それで落ちる。
そんな生活を何年も続けていると、アルコールと睡眠が連動を始める。
スイッチの切り替えがアルコールになると、アルコール依存症になる。
美味しいとか、酔って楽しいとかではなく、スイッチの切り替えだから、ないとどうしていいかわからなくなる。
タバコも似たようなものだ。
ルーティーンに組み込まれてしまうと、体に悪いと思っていても止まらない。スイッチなのだから仕方ない。
つづく